ジオコレ建物コレクションの改造・建物編

さて、前回の裏庭製作に続き、今回もトミーテック ジオコレ 建物コレクション商店長屋B2の改造の続きです。

まず、基礎と建物の隙間がこんなにあるので、フィッティング作業から。建物の方を少し削ればいいかと思ってたら、どうやらベース部の方に反りがあるようで、ベース部を大幅に削ることに。ひたすらヤスリがけ…。

建物の隙間

 

ベース部のヤスリがけ

もう、このくらいで勘弁してもらおう…。

建物の隙間2

広い範囲や、直線・平面を出す必要があるヤスリがけは、アルミ角棒に両面テープで紙ヤスリを貼って使ってます。曲線用にアルミ円柱も。

アルミ角棒・円柱のヤスリ

 

さて、今度はウェザリング。

最初にウォッシング。エナメルのフラットブラック溶剤で5倍程度に薄めてペタペタと塗りますが、窓の周りは窓の中に浸透しないように細めの筆で慎重に。

窓周辺のウォッシング

ドライヤーで乾燥させて、濃すぎるところや不自然に跡がついてしまったところなどを、溶剤をつけた綿棒で修正。細かい部分は、先の尖ったダイソーのメイク用綿棒が便利。メイク用綿棒をまとめ買いしているおじさん(私)って、はたしてどう思われているのやら…あ、隣は一緒に買った箸置き。気にしないでください。

綿棒で修正

ダイソーメイク綿棒

次にドライブラシ。塗料をつけた筆をペーパータオルでよく拭いてから、叩いたり擦ったりして塗料をつけます。

木材の部分はエナメルのデザートイエローでエッジを出し、トタンなどは同じくエナメルのフラットブラウンで錆びをつけるのですが、フラットブラック、フラットブラウン、デザートイエロー三色を混合しながらやってます。色の濃い部分には濃いめ、薄い部分は薄めにして、色の違いが大きすぎない方が不自然にならずに上手くいく気がします。

ドライブラシの塗料

私はドライブラシには毛先の広がってしまった筆の先を1/3くらい切って使っています。専用の筆も売ってますけど、これでとりあえず用は足りてるので…メーカーさんすみません。

ドライブラシ用筆

とりあえず、この時点でのビフォー・アフター。

ウェザリングビフォー側面

ウェザリングアフター側面ウェザリングビフォー前面ウェザリングアフター前面

さて、物干しとか看板とかのパーツも取り付けて…と思ったら、そうだ、この間チェックしたら、物干しの足がひとつ無かったんだった…。

物干しの足欠品

プラ材1mm角棒で代用します。接着して穴埋めしてもヤスリがかけられる強度を得るのは難しそうなので、ヒートペンで溶接することにしました。ヒートペンの説明書には、プラ棒などの押し出し成形品とキット等の射出成形品の溶接では強度がうんぬん、と書いてありますが、とりあえずやってみます。

ヒートペンで溶接

写真撮り忘れましたが、案の定、ヤスリかけ中に取れました…。でも、一度溶接しているので切断面はピッタリ合い、瞬間接着剤で接着したらヤスリをかけても取れない程度の強度が出ました。接着面の面積が小さくて強度が不足しそうな時には、この方法はまた使えそうです。

マホガニーで塗装。少し色合いが違うかなー。まあいいか。

修理した物干し

各パーツを取り付け、同じようにウォッシングとドライブラシ。さっそくビフォーアフター。

パーツ取り付けビフォー後面

パーツ取り付けアフター後面

パーツ取り付けビフォー前面

パーツ取り付けアフター前面

次に、付属していた便所煙突があまありに貧相なので自作します。

付属の便所煙突

プラ丸棒1.0mmを4〜5cmに切って少量の瞬間接着剤をつけて2mmプラパイプに差し込み、プラパイプを2〜3mm残してカット。

※2mmプラパイプは、数年前に東急ハンズ新宿店で手に入れた物ですが、現時点(2018年2月2日)ではアマゾン、楽天で扱っている商品は見つかりませんでした…すみません。

便所煙突の製作1

切り口をヤスリで整えます。この時に手間をかけてトンガリ帽子や円錐形に削り出しても楽しいですよね。今回は2本作ることもあってちょっと手を抜いて軽くドーム形にするだけでご勘弁を。

便所煙突の製作2

これは、完成したらよく見ないとわからないので省略してもいいですが、プラパイプの側面に1mm幅彫刻刀を押し付けて、ぐるっと一周細かく縦に溝をつけていきました(写真撮るの忘れたので後から作業を再現しました)。

臭突の頭に溝をつける

頭の部分を塗装。今回はグリーンにしてみましたが、青とかグレーとかもありますよね。管の部分は、今回使用したプラ丸棒がグレーで、ちょうど塩ビパイプっぽく見えるのでこのまま塗装せずに使います。

便所煙突の製作3

そうだ、あの、便所煙突を支えてるやつ?を付けないと。名称を調べたら、臭突バンドというらしい。ということは便所煙突の正式名称は臭突!?知らなかった。うーん、ジオラマ作りは勉強になるなあ。まあ、たいして日常生活の役には立たないですけど。

0.2mm真鍮線をプラ棒に沿って曲げて、瞬間接着剤を垂らし、硬化促進剤を吹きます。細かい部分は、付け過ぎを防ぐ為に瞬間接着剤を一旦楊枝の先に付けてから付けてます。あ、これも再現写真です。

臭突バンドの接着

こっちは実際の画像。

便所煙突の製作4

頭の部分を5倍程度に薄めたフラットブラックでウォッシング、綿棒で拭って先ほどの溝に墨入れ。軽くフラットブラウンでドライブラシ。臭突バンドはフラットブラウンを塗って錆びた表現。真鍮はしっかり洗浄、脱脂してプライマーを塗らないと塗料は定着しませんが、こういう細かい部分だったら瞬間接着剤を塗ってコーティングしてから塗ると多少塗装が落ちにくいようです。手抜きプライマー?

管の部分はフラットブラックとフラットブラウンを混ぜて2〜3倍に薄めて塗り、一部に色が残るように綿棒で拭いました。

便所煙突の製作5

さて、取り付け!1mmプラ丸棒なら元々開いている穴にピッタリです。

商店長屋の裏庭

塗装前の写真もあったのでビフォーアフター。

改造前の商店長屋の建物

改造後の商店長屋の建物

ジオコレ建物コレクションは元々塗装やウェザリングがよく出来ていますが、少し手を加えるだけでよりリアルになって楽しいですよ。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。まあ、要は汚すわけですから、好みもあるでしょうけど…。

ではまた!