Nゲージレイアウト「駅前商店街(仮)」の製作、今回は、以外に手間取ってしまったバラスト撒き。本来は、そう大変な作業でもないんですけど…。
線路はトミックスのミニカーブレールC1402組(一周分)とストレートレール S1402本、ミニ電動ポイントPL140-30。ベースボードに固定する前に塗装してあります。塗装についてはブログ「携帯用?バラスト道床付きレールの作成」をご覧ください。
まず、バラストに使う石として目をつけたのが、「建物の基礎をセメントで作る」でも紹介した、ダイソーのセメント。使うときに茶こしでふるって大きな砂利を取るのですが、取り除いた砂利はもちろん自然の石だし、バラストにちょうど良いのではないかと。
もう一度ふるいにかけて大きな砂利を取り除き、線路に撒いて乾いた筆などでならし、木工ボンドを水で3倍に薄め、バラストに浸透しやすくするために数滴の食器用洗剤を加えたボンド液をスポイトで垂らし、1日くらい置いて固着させます。
遠目に見る限り、いい感じに見えたのですが、アップで撮影して見ると、妙に違和感…。
そうか、石が河原の砂利みたいに丸っこい!昔は採取した石をそのまま使ったりしたそうですが、丸い石は強度も劣るらしくてあまり使われず、近年は採石した石が主なので角張った石ばかり。見慣れていないので違和感があったようです。
気に入らないので剥がしてやり直し!剥がすのには小さめのマイナスドライバーが重宝しましたが、線路を傷つけない様に注意しましょう。最初のうちはあまり意識してなかったので、けっこう傷をつけてしまいました…。
次に目をつけたのがポポンデッタクラフト会津バラストM。実際にバラストに使われている石で作ったそうで、リアルでいいかな、と。今回はMサイズを茶こしでふるって小さい石だけを使用しましたが、NゲージならSサイズのがいいかも。ポポンデッタクラフト会津バラストS
さて、またバラスト撒いてボンド液で固着して1日置いて。今度はどうだ!…うーん、やはり違和感…。なんだか色が濃くなった?
一部を剥がして、もう一度撒いて比較してみたら全然違う!ボンド液で色が変わってしまうのか?左がボンド液固着前、右がボンド液で固着後。
というわけで、再び剥がし!なんだか、もう半分意地になってる?
会津バラスト自体はなかなかリアルで良いので、ボンド液を使わずに固着できればいいのではないか?そこで、リキテックス マットメディウムを塗って、その上にバラストを撒いて固着させてみました。
いやあ、この作業は面倒でした。一回に固着できるのは砂利一個分の高さのみ。なので、もっと盛りたい部分は固まってから何回か重ねていくしかありません。でも、ある程度の高さまではボンド液で固着し、表面だけマットメディウムでくっつければいいのでは?という事に途中で気がつきました…。今度からはそうします。
なんとか、いい感じになってきたかな?
これでいいかな、と思いましたが、更に欲が出て、レール周りくらいは少しサビが落ちてないと、ということで、2、3倍に薄めたエナメル フラットブラウンをチョンチョンとつけます。
サビ色はもう少し明るい方がいい気もしますが、もうやり直す気力は残っていません…。
今回も相変わらず皆様の参考になるのやらならないのやら…。
ではまた!