おもちゃ用Wi-Fiカメラ「コミカム」をNゲージ用車載カメラにしてみた・車両製作編

おもちゃ用Wi-Fiカメラ「コミカム」来ました!手にすると写真の印象以上にちっちゃい。

おもちゃ用Wi-Fiカメラ「コミカム」
手のひらサイズの「コミカム」

付属品は充電ケーブルやプラレール車両等に取り付けるためのマジックテープやゴムバンドなど。面白いのは、三脚取り付け用のネジがマクグネットで脱着出来ること。小型化、軽量化にはいいアイディアですね。

「コミカム」の付属品

まず充電。満充電まで説明書では2時間ほどとありましたが、1時間半ほどで終了。

さて、まずは電源をオンに…できない!?電源ボタンをいくら押してもLEDが点灯しません。不良品?と思ったけど、デジタル機器の基本、困ったら再起動。リセットボタンを押したら無事電源が入りました!

録画や撮影はmicroSDカードを本体に挿入する必要があるのですが、確か家にあったなー、と思って買わなかったら、ふつーのでっかいSDカードしかなかった…うーむ、正におじさんっぽいミス。でも、microSDがなくてもスマホでストリーミング映像は見られるらしい。

アプリをダウンロードして、iPhoneの設定でWi-Fiをコミカムに切り替えて、パスワードは、1234567890…共通なんでしょうね。近くにコミカムを使ってる人がいたら誰でも映像が見られることになるけど、レンタルレイアウトで使う時など、まあそれも楽しいかも。ただ、録画や撮影はスマホからもできるようなので、他人が勝手に操作しちゃうなんて事は出来ないようになってるのかな?いずれ調べてみなきゃ。

検出したカメラをアプリで選べばもうOK。簡単ですねえ。

「コミカム」アプリのスクリーンショット

で、ストリーミング画像のスクリーンショットはこんな感じ。iPhoneのカメラの写真などを見慣れているとやはり不鮮明に感じますけど、まあしょうがないところですか。SDカードで録画したらもう少し画質はいいのかも。

[コミカム」のストリーミング画像

さて、次はカメラを載せる車両を作ります。

私は映像を撮りたいだけなので見栄えは気にせず簡単に。でも、オリジナルのかっこいい車両に仕立て上げるのも楽しいでしょうね。

台車は、三陸鉄道36-100形に動力ユニットを取り付けた際に取り外して使ってなかった物を使用。1mm厚のプラ板を60×15に切り出して、バイスで1.5mmの穴を二つ開ける。ネジがタッピングなので、もうこのまま台車を取り付けてしまう。台車がくるくる回っちゃうのとか耐久性とかを気にしなければこれで十分?

カメラ車両用のプラ板の切り出しと穴あけ
カメラ車両に台車を取り付け

20×15に切った4mm厚のスチレンボードを両面テープで貼り、さらにカメラを両面テープで‥と思ったけど、まだSDカードを入れての動作確認をしてないので、まさかの不良交換等の事態も想定して、ブリキ板を貼ってカメラのマグネットで固定。走行中にカメラがどこかにぶつかっても、少しくらいならばカメラがずれることで脱線も防げそうだし。

「コミカム」をマグネットで取り付け
「コミカム」をマグテットで取り付け

さて、いよいよ走行!うん、かっこいい…のか?

まだSDカードがなくて録画はできないのですが、このレイアウトで初めて見る前面展望、楽しいです!

心配していたトンネルも無事通過、車体の改造もしなくて済みそうです。これで期間内であればもし故障しても保証が受けられます。

リアルタイムのストリーミングでは、まあ画質はそれなりですし、多少のタイムラグもあります。映像が途切れるようなことはありませんでしたが、一瞬映像が止まることも。でも、レイアウトを走る車両の前面展望を十分に楽しめます!この「コミカム」、Nゲージの車載カメラだけでなく、工夫次第でいろいろな使い方ができそうですね。

まだmicroSDカードが届いてないので、前面展望動画はもう少々お待ちください!

百均の材料でチョッパー(工具)を作ってみた

百均チョッパー
百均チョッパー

さて、いよいよブログを書こうと思ったのですが、何から書いたらいいものやら。製作作業に没頭していると写真を撮るのも忘れてしまうので、よく皆さんが投稿しているような製作のハウツーみたいなものは、投稿用に作業するつもりじゃないと難しそう‥。

そこで、とりあえず今製作中のNゲージレイアウトのために必要に迫られて作ったチョッパーの事でも書こうかと。板や棒などをカットする為の工具です。

側溝の蓋を作るのに、カッターで正確に直角を出して大量のプラ板を切り出すのは時間がかかりそう…。しかも、今回のレイアウトでは百数十枚の蓋が必要になるので、これはチョッパーがないと大変かと。でも買うと高い‥よし、自分で作ろう!と思った次第です。

チョッパーの画像を見て、作るのにだいたい必要な物は想像できたので、折を見てホームセンターに買いに行こうと思ってはいたのですが、たまたま「ダイソー」に買い物に行ったら‥おおっ!材料がほぼ揃うではないですか!みんな百円だし、使えるかどうかは買ってみて試すことにしました。使えなくても何かしらに流用できそうだし。

チョッパーの材料
チョッパーの材料

ダイソーで買ったのはステンレス取り付け金具、ステンレス金折隅金2枚組、カッティングマット、板、後から買い足したガイド用の金尺2本の計6点、756円也(板は216円なので)。

あと、カッターの刃、ボルトは家にあった物で。金具の穴に合うボルトを探したら、M5がピッタリ!ほぼ遊びもないので、金具の穴は加工せずそのまま使えそう。

というわけで、さっさと組み始めてしまいます。

L字金具でステーを挟み、固定した状態でネジ穴の位置どり。ここは精度が必要ですが、寸法で測って加工して精度を出す自信がないので、現物合わせ。幸い、一定の精度は出たようです。自分が使うだけなので、硬さはネジの開け閉めで調整できればいいし。

L字金具

次は刃。カッターの刃で、うまく切断位置でカッティングマットとほぼ平行になるように加工が必要かと思ったけど、ビスで挟むだけで大丈夫そう。傾きと緩み防止で反対側にも刃を挟んで3ヶ所でしっかり締め込めば、心配したカッティング時のズレもほとんどなし。うーむ、有りものを組み合わせただけでこんなにうまくいくとは‥。

カッターの刃を取り付け

ガイド用金尺は2本の金尺を刃の部分だけ隙間を開けて両面テープで固定。カッティングマットの下にスチレンボードを2枚敷いて高さを調整しました。

高さの調整

さて、側溝の蓋の切り出し、ザクザクと快適です!作ってよかった!でも、側溝の蓋を作った時の写真は残ってなかったので、写真は最近作った踏切のコンクリート板(のつもりのプラ板)の切り出しの様子。

コンクリート板の切り出し
踏切と側溝の蓋
チョッパーで切り出した側溝の蓋と踏切板

もちろん、簡単に自作した物なので難点も

まず、ステー下の隙間が少ないので、カット出来るのは厚さ1.5mm位まで。また、1mm角棒を切るとカッターの刃の角度で切り口が斜めに…。垂直に切るには刃の取り付け時に角度をつけるか、刃を違うものにするか。まあ、側溝の蓋は0.5mm厚のプラ板なので気にならないし、必要になったらまた考えるということで。

材料費千円以下で簡単に作れる百均チョッパー、薄いプラ板を切るには十分なので、皆さんも作ってみては?

でもまあ、ちゃんとした物を買えるならそれに越したことはないですよね‥。これ欲しいよなあ‥。

さて、次はいよいよレイアウトの製作記になるのか?ではまた!