百均の材料でチョッパー(工具)を作ってみた

百均チョッパー
百均チョッパー

さて、いよいよブログを書こうと思ったのですが、何から書いたらいいものやら。製作作業に没頭していると写真を撮るのも忘れてしまうので、よく皆さんが投稿しているような製作のハウツーみたいなものは、投稿用に作業するつもりじゃないと難しそう‥。

そこで、とりあえず今製作中のNゲージレイアウトのために必要に迫られて作ったチョッパーの事でも書こうかと。板や棒などをカットする為の工具です。

側溝の蓋を作るのに、カッターで正確に直角を出して大量のプラ板を切り出すのは時間がかかりそう…。しかも、今回のレイアウトでは百数十枚の蓋が必要になるので、これはチョッパーがないと大変かと。でも買うと高い‥よし、自分で作ろう!と思った次第です。

チョッパーの画像を見て、作るのにだいたい必要な物は想像できたので、折を見てホームセンターに買いに行こうと思ってはいたのですが、たまたま「ダイソー」に買い物に行ったら‥おおっ!材料がほぼ揃うではないですか!みんな百円だし、使えるかどうかは買ってみて試すことにしました。使えなくても何かしらに流用できそうだし。

チョッパーの材料
チョッパーの材料

ダイソーで買ったのはステンレス取り付け金具、ステンレス金折隅金2枚組、カッティングマット、板、後から買い足したガイド用の金尺2本の計6点、756円也(板は216円なので)。

あと、カッターの刃、ボルトは家にあった物で。金具の穴に合うボルトを探したら、M5がピッタリ!ほぼ遊びもないので、金具の穴は加工せずそのまま使えそう。

というわけで、さっさと組み始めてしまいます。

L字金具でステーを挟み、固定した状態でネジ穴の位置どり。ここは精度が必要ですが、寸法で測って加工して精度を出す自信がないので、現物合わせ。幸い、一定の精度は出たようです。自分が使うだけなので、硬さはネジの開け閉めで調整できればいいし。

L字金具

次は刃。カッターの刃で、うまく切断位置でカッティングマットとほぼ平行になるように加工が必要かと思ったけど、ビスで挟むだけで大丈夫そう。傾きと緩み防止で反対側にも刃を挟んで3ヶ所でしっかり締め込めば、心配したカッティング時のズレもほとんどなし。うーむ、有りものを組み合わせただけでこんなにうまくいくとは‥。

カッターの刃を取り付け

ガイド用金尺は2本の金尺を刃の部分だけ隙間を開けて両面テープで固定。カッティングマットの下にスチレンボードを2枚敷いて高さを調整しました。

高さの調整

さて、側溝の蓋の切り出し、ザクザクと快適です!作ってよかった!でも、側溝の蓋を作った時の写真は残ってなかったので、写真は最近作った踏切のコンクリート板(のつもりのプラ板)の切り出しの様子。

コンクリート板の切り出し
踏切と側溝の蓋
チョッパーで切り出した側溝の蓋と踏切板

もちろん、簡単に自作した物なので難点も

まず、ステー下の隙間が少ないので、カット出来るのは厚さ1.5mm位まで。また、1mm角棒を切るとカッターの刃の角度で切り口が斜めに…。垂直に切るには刃の取り付け時に角度をつけるか、刃を違うものにするか。まあ、側溝の蓋は0.5mm厚のプラ板なので気にならないし、必要になったらまた考えるということで。

材料費千円以下で簡単に作れる百均チョッパー、薄いプラ板を切るには十分なので、皆さんも作ってみては?

でもまあ、ちゃんとした物を買えるならそれに越したことはないですよね‥。これ欲しいよなあ‥。

さて、次はいよいよレイアウトの製作記になるのか?ではまた!

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